わたしが逆援助交際を初めて知ったのは、出会い系の迷惑メールからでした。
富豪の夫をなくした未亡人から
というメールが来たんです。ひと目で嘘だとわかる、ていどの低い迷惑メールでした。
しかし、今となっては逆にそのメールを信じてしまうかもしれません。わたしは実際に逆援助交際を経験することで、世の中には本当に「お金で寂しさを埋めたい」と考える女性がいることを知りました。それも、決して少なくない数の女性が、です。
そもそも、なぜ逆援助交際が成り立つのか? わたしは不思議でなりませんでした。
それまでのわたしの価値観といえば「男性が女性にお金を払ってセックス」をすることが当たり前であり、その逆はありえないと思っていたのです。
よっぽどのデブやブスを覗き、人並み程度のルックスやスタイルであれば、わざわざお金を払わなくても、ヤリたいと思ってくれる男はたくさんいるのだから、わざわざお金を払う必要なんてないだろう? と。
しかし、それはあまりにも浅はかな考えだったと言わざるを得ません。
彼女たちはセックスがしたいのではないのです。セックスを通じて、心の寂しさや隙間を埋めたいだけなのです。
女性が男性を買うことは恥でありタブーだった
風俗店やアダルトビデオといった男性向けの性サービスとてつもなく充実しているのに対し、女性向けの性サービスはあまりにも充実していません。
ホストクラブは女性が男性を買う構図ではありますが、あくまでも飲食店であり性的なサービスは基本的に付属していません。
男性に対しての風俗店のような、いわゆる「ヌキ」がある性サービスと同等のものが、女性向けにはほとんどないのです。
とはいえ、まったくのゼロというわけではなく、存在するには存在します。しかし、男性の風俗店が全国で10,000店舗の規模だとしたら、女性向けの風俗店はせいぜい100くらいの規模でしょう。
それは日本において女性蔑視の文化が根強く残っているからなのかもしれませんね。
女性が性欲をもつことは恥ずかしいことである、とされる風潮が昭和以前の時代には間違いなくありました。
日本では「女性は家庭を陰から支えるべき」という信仰のような考えがまだまだ根深く、女性の社会進出を阻んでいると言われています。
そんな背景もあって、女性向けの性サービスというのは潜在的な需要に対して、供給が追いついていないのです。
だからこそ、逆援助交際が成り立つわけですね。
「逆援助交際なんてウマい話があるわけない! サクラの嘘っぱちだろう!」と頑なにその存在を認めない人もいるのですが、そういった人こそが女性を蔑視して抑圧しているのかもしれませんね。
ハッキリ言ってしまいましょう。
逆援助交際があり得ないと言い切れる男性は「女性が性欲を持つのは卑しいこと」という前時代的な考えが染み付いている老害である、と。
もうそんな古い考えは捨てませんか? 女性だって性欲を感じるし、お金でそれを解決したいと考えているのです。そんなの男性だって同じじゃないですか。
それに、いまは全体的な流れとして「女性が男性を買ってもおかしくない」と考える風潮が出来はじめているのです。
世の中は女性の性欲を認める流れになっている
みなさんは「LGBT」という言葉を聞いたことはありますか? ここ2~3年でやたらとニュースで目にするようになったので、ご存知なかたも多いと思います。
LGBTとは「レズ」「ゲイ」「バイ」「トランスジェンダー」という性的趣向や立場を示す言葉の頭文字を並べた言葉であり、そういった性的少数派(セクシャル・マイノリティ)の人権を守ろうという意味が込められています。
人それぞれ色々な考えがあるとは思いますが、全体の風潮としてこんなものを感じませんか? 「LGBT」を認めないのは時代遅れであり、かっこ悪い! という空気を。
明確なポリシーがある人はともかく、なんとなくそういう風潮に流されて「そうだね、LGBTは守らなきゃね!」とよくわからないまま認めてしまっている人は多数いると思います。
これと同じことが、女性の性欲に対しても起こりつつあるのです。
一昔前には「肉食系女子」なんて言葉が流行りましたよね。あれはその先駆けと言えるでしょう。女性だってガツガツしていいんだ、積極的にセックスを求めてもいいんだ、と多くの女性が勇気づけられたことでしょう。
実際、その言葉が流行った頃は出会い系に登録する女性が急増したと言われています。そこには「みんながやっているなら、わたしもやろう!」という日本人らしい気質もあったのかもしれませんね。
そして、これと同じことが逆援助交際に起こったとしても、なんらおかしくないのです。
「みんながやってるなら、わたしも逆援助交際をやってみたい!」と、カジュアルな存在になる可能性は十分にあると思っています。
女性向け風俗の需要が増加しています
なぜ逆援助交際が流行りそうかと思うかと言えば、今はまだ女性が性欲を解消できる表向けのサービスが極わずかしかないからです。
性的なサービスに直接結びついているのは「デリバリーホスト(出張ホスト)」か「性感マッサージ」くらいのものです。
性感マッサージというと、よくアダルトビデオの題材にもなっていますよね。個室で二人っきりになって、女性の体をまさぐっているうちに感じてきてしまい、そのままエッチ……。なんていう流れがお約束です。

実際にこういうお店もあるんです。絶対に需要はありますからね。
彼だけじゃ満足できない…アラサー女性の性欲、どう発散してる?
Kさん(30代前半)は、性欲の解消について頭を悩ませている女性。
彼氏はいるものの、ふとしたときに人恋しくなってしまうときがあるようです。
「風俗などを利用してお金で性欲を解決できれば、と思うのは男性だけではないと思います。
どうしても人恋しい、欲求不満だというとき、出会い系とか使って知らない人と会うのは怖いし、かといって知り合いに“しよう”とも言えないし。セフレを作って彼との仲に不和が生じるのも困るし……」
これまでに紹介したビッチちゃんではリスクをとってでもセックスがしたいという女性はいましたが、実際に行動に移せる人は多くはありません。
彼バレはもちろん、性感染症や妊娠、心身の危険が伴います。
そんなときに、彼女はイケメンだけが施術してくれるマッサージ店を見つけたそうです。
「そこはオイルの施術もあるお店なので、イケメンに肌に触れてもらえて、さらに癒やしにもなるんだったらちょうどいいと思って。
予約をしてお店に向かっているときに、ネットで調べていると『こっそりエッチしてくれる』っていう書き込みがあったんです!それで緊張してきちゃって。
でも実際はそんなことなくて、ちょっと手を握ったりイチャイチャサービスがあるだけの普通のマッサージ。期待して損しちゃいました(笑)」
http://dailynewsonline.jp/article/1286634/?page=all
客層としてはやはり30歳から40歳くらいの女性が多いのかもしれませんね。女性の性欲のピークは30台半ば頃に迎えると言われています。
実際、わたしが逆援助交際でお相手をしてきた女性もそれくらいの年齢の女性が多かったですから、実体験としてもうなずけます。
近くにこういった店舗があれば、それを利用するという選択肢もあるでしょう。しかし、都市の中心部以外でこのようなニッチなサービスが継続してやっていけるとはとても思えません。
需要があるのは間違いないのですが「女性向けの性サービス店がある」事自体を知る機会があまりありませんし、まだまだそういうお店を利用するのは「恥ずかしい」という気持ちになって二の足を踏んでしまうのでしょう。
お店を利用する勇気がなかったり、お店が近くにない女性は、自然と逆援助交際に手を出すことになります。
逆援助交際はこれから絶対に増え続けていく
前回、普通の人妻が逆援助交際を始めていることをお伝えしましたが、この流れは今後も続いていくと思われます。
逆援助交際は一部のセレブ人妻だけが行える上級のお遊びではなく、一般市民も楽しめるカジュアルな娯楽として広がっていくことでしょう。
これまで、性産業の従事者(セックスワーカー)といえば女性がほとんどでした。しかし、いまは男女平等が声高に叫ばれる時代です。
そうであるなら、セックスワーカーだって男女平等に参入できるようになるべきだとは思いませんか? 現に、この流れは少しずつはじまっていると感じています。
つまり、わたしは時代のパイオニアであるとも言えるかもしれませんね。
ママ活ブーム
それに最近は「ママ活」がブームになっています。
「ママ活」とは、「男性が女性とデートや食事をしてお金をもらうこと。
これはまさに逆援助交際そのものです。
逆援助交際を信じられないということで、手を出さないでいるうちに、どんどん逆援助交際は着実に世の中に浸透していっているんです。
古い考えに固執し続け、月に休みなく30日ずっと毎日スーツをきて朝から晩まで働き、サービス残業をしてまで会社に奉仕をして、やっと20万円程度の給料をもらう生活を続けるのもいいでしょう。
しかし、どうせならそんなブラック会社に奉仕するより、月に休みがありまくりで働く日はわずか7日程度。寂しい思いをしている女性に奉仕をして30万円の給料をもらったほうがよっぽどいいと思いませんか?
わたしは正直、サラリーマンの人たちを見下しています。それは過去に自分が使い捨てされたサラリーマンだったからこそ、そう思うのかもしれません。
女性とセックスをしてお金を稼ぐ。わたしはそのお金で生活をしていることになんの後ろめたさも感じませんし、むしろ先進的でカッコイイとすら思っています。
これだけおいしい思いができるのも、今のうちだけかもしれません。はじめるならライバルが少ない今が絶対にチャンスですよ。

